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2011年2月 2日 (水)

「宿泊記26」さようなら、ホテルフジタ京都

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ホテルフジタ京都(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

2011年1月26日(水)宿泊

「ホテルフジタ京都、閉館」この衝撃的な新聞記事を読んだのは昨年の秋も終わり
かけようとしていた頃だったろうか?
よくホテル前を通るが私が見た限り集客はかなり良かったはず、なのに何故?
色々な新聞記事を私なりにまとめると・・・
「ホテルの親会社である藤田観光が今から5年前、有利子負債の圧縮を理由にホ
テルの土地と建物を積水ハウスに売却。以後5年間は土地・建物を借りて営業する
という契約を結んだという。そしてその期限切れにより黒字経営の中、2011年1月
29日閉館となった。」

※下の 続きを読む をクリックお願い致します。

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ホテルフジタ京都・外観

新聞記事で閉館を知った時から絶対!宿泊しようと思っていました。
そして、閉館3日前の宿泊となったのです。

私達が仕事の都合で東京に住んでいた頃、京都に帰郷の際はいつもホテルを利用
していました。
京都市内の主なホテルは全て宿泊しましたが、ホテルフジタが私達の一番のお気
に入りのホテルだったのです。
一番長く宿泊したのは、仕事も絡んでいたので約1ヶ月近く滞在したこともあります。
それにOLの頃からホテルフジタのビアガーデンやレストランはよく利用した馴染みの
ホテルなのです。

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客室(710号室)

ホテルの客室(スタンダードツイン)決して広いわけでもなく、トイレやバスは究極の
狭さ?を感じさせますが何故か落ち付くから不思議です。
この狭~~い、お風呂も、もう二度と入ることはないと思うと少し寂しい気がします。

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客室からの眺望(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

このホテルの良さは、何と言っても部屋からの眺望の素晴しさ!
鴨川が目の前、そして東山三十六峰の山並み、京都らしい風景が見えるのです。
帰郷の際、京都駅についてもあまり京都らしさを感じませんでしたが、フジタの部屋
に入ると京都に帰って来たんだ!!と何時も実感させてくれる風景が広がっている
のです。

上の写真中央付近は、南禅寺や平安神宮方面になります。

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客室からの眺望(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

写真は部屋から見て左方向になります。
真中より左側の高い山が比叡山、一番右が大文字山。
大雑把に説明すると狸谷不動尊や修学院離宮のある方向になります。

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部屋からの眺望(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

部屋から見て右側の景色です。
写真の真中辺りは、知恩院、写真の右側には清水寺。
知恩院の山門や清水さんの三重塔は肉眼でも見えます。

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(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

客室の窓には ↑ このようなシールが貼られているので、わかりやすいです。

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そして客室には季節に合わせた歌が詠まれ飾られています。

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ホテルフジタ京都

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ホテルフジタ京都

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ホテルフジタ京都

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ホテルフジタ京都

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ホテルフジタ京都

この庭園にはニシキゴイ約80匹放流されています。
閉館した後コイはどうなるのだろう?と心配していましたが、1月29日の京都新聞
朝刊にコイは、天龍寺に約70匹、約10匹は三千院に引き取られることが決まった
と書かれていました。
1月31日にコイはそれぞれの新居に引越したはずです。

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ホテルフジタ京都

ラウンジ側には、閉館にあたりお客様から寄せられた手紙やメッセージなどが所狭
しと貼られていました。
ひとつひとつを読んでいくと、いかにホテルフジタがお客様に愛されていたのかがか
よくわります。

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客室より大文字山の夕景(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

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客室より夕景を望む(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

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ホテルフジタ京都・中国料理「桂花林」

フジタでの最後の夕食は、どのレストランにしようか?と随分悩みました。
悩んだ末、中国料理「桂花林」にしました。

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ホテルフジタ京都・中国料理「桂花林」

閉館も押し迫ったこの日は予約やパーティーもあり、レストラン開店直後の5時し
か予約が取れませんでした。
最後なので、ちょっと奮発して伊勢海老やフカヒレ、北京ダックなどの料理長お薦め
コースにしました。

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写真を撮り忘れましたが、御飯物は 海鮮おこげ でした。
とても美味しかったです。
こちらのレストランは、フジタだけの店舗でしたが近々、ホテル側にお店をオープン
するそうです。
是非、行ってみようと思います。

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客室から見た夜景(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

この地味な夜景も京都らしさのひとつだと思います、、、、^^;

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早朝の風景・客室より(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

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客室からの眺め(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

朝食を終え部屋に戻ると雪が降ってきました。
天気予報では前日の夕方から雪が降り市内でも積雪の可能性!と伝えていたので
鴨川や東山三十六峰の雪景色楽しみにしていたんです。
でも、昨夜はとうとう雪は降りませんでした、、、、。
ちょっと雪降るの遅かったですが、雪の舞う京都の町並み風情があります。

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客室からの眺め(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

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客室からの眺め(写真はクリックしていただくと拡大してご覧いただけます)

フジタでの滞在も後数時間、チェックアウトきちきちまで景色を楽しみたいと思います。

多くの思い出のあるホテル、今はもうないと思うと寂しいです。
この跡地がどうなるのか気になりますが、できることならば多くの方にこの京都らし
い風景と情緒を楽しんでいただきたいので、私としては純和風の旅館ができればい
いなぁ~と思っています。

                              ※宿泊日:2011年1月26日(水)

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コメント

こんにちは、ニャンさん。

どれだけ愛していたか、
どれだけ寂しい想いか、
ひしひしと伝わってきます。

ニャンさんの思い出がいっぱい詰まったホテル、
残念ですね!
でも、また、
多くの方に愛されるような旅館が出来るといいですね。

窓に張られた、地図も、
添えられた、季節の歌も、いいですね。
また、今日は、特に、料理の写真、がいいです。
派手さはありませんが、
なんだか、ものすごく美味しさを感じます。(*^_^*)

こんなところからも、こまごまとしたところまで、
心配りされた良いホテルだったことが表れているように思われます。

これも、心の貯金箱に入れておきたいようなことかもしれませんね!
ありがとうございました。(^_-)-☆☆☆☆☆

moo様

こんにちは。
本当に京都らしい京都の風景が見えるこのホテルが好きでした。
屋上のビアガーデン、鴨川をたむろする虫たちが
ビアガーデンの灯りに集まってきて、蚊に刺されたりもしましたが
今となってはそんな事も楽しい思い出です^^;
随分、古くからおられるフロントの方にもお会いでき、しばし、昔話を楽しみました。
本当に寂しい限りです・・・・。

そうなんです。お料理、派手さはありませんが本当に美味しかったです☆

話は変わりますが、2月6日の朝、もしお時間の都合がついたら
木曽馬の里へいらっしゃいませんか?
あの時に一緒に撮っていただいた写真を出来ればお渡したいです。☆
7時頃~7時半頃までは木曽馬の里を散歩&撮影してま~す^^
mooさんのご都合もおありでしょうから、
絶対に無理なさらないで下さいね~ ^^☆

ありがとうございました。^^☆☆☆

こんにちは、ニャンさん。ツー。^_^;

了解しました。
私も、6日の日は、木曽馬の里での撮影を予定し、
その際、先日の写真、お渡しできればいいなぁ~!
と思っていたところです。(*^_^*)

幸い、今のところ、仕事の依頼がありません。
去年の「かまくらまつり」の日は、仕事でした。^_^;

霧氷鑑賞、3人でしましょうね!(^_-)-☆☆☆


moo様

良かったです。ありがとうございます。
実は夫からもmooさんに会えるようにメッセージしておいてって
頼まれてました。^^
3人で霧氷観賞、良いですねぇー☆
楽しみにしています!^^☆~☆☆

 黒字なのに~!?
 もったいない。
 世の中には理不尽なことありますね。

 鯉の行き先が決まってホッとしました。

 閉店後は取り壊されてしまうのですか。
 それもまた痛々しい光景ですね。
 跡地にはステキな、新しい京都の「顔」がお目見えするといいですね。
 お写真の中で舞っている雪が、お別れの紙ふぶきのようです。

うつきよう様

そうなんです。
倒産していく旅館やホテルが多い中、なんてったって黒字ですからね。
勿体無いです・・・・。
フジタの社員の方は、とりあえず全員、姉妹店である京都国際ホテルへ行かれます。
その後は、奈良や福井に転勤される方もいらっしゃるかもしれません・・・?
国際ホテルは、営業しながら二年かけて改装されるそうです。

コイは気がかりでしたが引き取り先が決まってホッとしました。
フジタ老朽化してましたから、とりあえず解体されるんだと思うのですが・・・・?
鴨川を挟んで向かい側の道路(川端通)を通った時、フジタがないと
やはり寂しいです・・・^^;
ステキな旅館が出来る事を願っています。^^v
あれほどまでに京都らしい風景は、なかなかありません。

あの朝降った雪は「お別れの紙吹雪&なごり雪」?かもしれませんね。
ありがとうございました。(o^-^o)

ニャン様 おはようございます。

京都の名ホテルがなくなってしまう(しまった)のですね。
利用したことがない私にとっても寂しい思いがします。
ニャン様の胸中をお察し申し上げます。

積水ハウスに売却されていたということは知りませんでした。
また、京都国際ホテルが姉妹ホテルだったということも知り
ませんでした。
ニャン様がおっしゃるとおり、跡地には、積水ハウスさんなの
ですから、粋を凝らした古都京都を代表するような純和風旅
館を建ててほしいですね。

ここのところ京都はご無沙汰をしていますが、訪れたいという
気持ちだけは褪せていませんです。
行きたいですね・・・・・京都!

旅空の雲様

こんにちは。
京都のホテルも外資系が増えました。
時代の流れとは言え、昔からあったホテルが閉館したり
外資系のホテルに変わったりするのは、やはり寂しいです。

フジタは宿泊料金も安かったですし、長期滞在の時も
繁華街に比較的近いので食事のめんでも飽きずにすんだのに
とても残念です。

あの場所は景観条例のこともあり、やはり純和風の旅館が一番良いのでは?と
思っています。
今のところ白紙の状態ですので、何が建つのかまったくわかりません。

今日の京都はとても暖かいです。
寒さも緩みましたので、是非、京都にお越し下さい。
お待ちしております。^^
ありがとうございました。(*^-^)

フジタ京都は記憶では泊まった事がありません。
閉館と成ると余計に泊まってみたかったと思うから不思議です。
古いホテルほど狭いですが落ち着くんですね。
似たようなケースでナゴヤキャッスルは古くて狭くて暗いですがとても落ち着きます。景気の良かった頃はよく使いましたが今はとても、、、

よし坊様

何時もコメントをいただき、ありがとうございます。
新しいホテルや旅館ができ、
従来のホテル等も改装されて広く美しい客室。
はじめは目新しさでいいなぁ~と思うのですが、結構、飽きちゃいます^^;
そして最終的にリピーターとして宿泊するのは、
古くからそのままのスタイルで営業している宿泊施設になるんです。
居心地の良さというのは、部屋の広さや新しい古いではないんですよね。
今回、改めてその事を感じました。
ありがとうございました。^^

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