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2010年2月12日 (金)

「宿泊記22」 飛騨古川・八ッ三館

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2009年12月17日(木)
岐阜県飛騨古川にある国登録有形文化財の料亭旅館「八ッ三館」に宿泊しました。
150年の歴史のある宿で、昨年、松本清張氏「ゼロの焦点」の映画の舞台にもな
りました。
「八ッ三館」(やつさんかん)という屋号は、どうして付けられたのだろう?
宿泊前から気になっていました。
女将の説明によると初代三五郎氏が富山県八尾の出身で、八尾の “八” と三五
郎の “三” から屋号を「八ッ三館」とし旅館を営んだのが始まりだそうです。

玄関も重厚で趣があり期待できそうな宿です。

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宿に入るとまず案内されたのが洋館仕立の応接間(左側の写真)
こじんまりとした部屋ですが品がありレトロ感が漂う応接間でした。
此方でお抹茶とお菓子をいただきました。

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此方の宿は、趣の異なった客室が21室あります。
上の廊下は私達が予約した招月楼へと続いています。

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長い廊下の先には開業当時に使われていた玄関とロビーがありました。

                     
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使い込まれた階段の傷にも歴史を感じます。

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招月楼の客室は明治38年に再建された飛騨商家造りで、国登録有形文化財に登
録されています。
バリヤフリーなどの部屋も有るそうですが、昔ながらの旅館の佇まいが良いです。

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広縁からはお寺や町並みが見えます。

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しんしんと降る雪。山も街も雪に覆われています。

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大きな火鉢の置かれた今現在のロビー。
火鉢もすっかり見かけなくなり、懐かしいです。
よく火鉢でお餅やおかきを焼いて食べた事を思い出します。

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大浴場です。勿論、温泉です。
湯煙がもうもうと立ち込めています。

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露天風呂です。
雪見風呂は風情が増しますね。
夜は露天風呂に振舞い酒が用意されていました。
露天風呂に入りながらの雪見酒は格別です。
でも、飲み過ぎには要注意です。

リラクゼーションルームやシアタールームもありました。

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個室の食事処に行く前に、此方のカウンターで食前酒をいただきました。
食事処は少し奥まった場所にあります。

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部屋に入ると照明が落とされていて、迎えてくれたのは和蝋燭の温かな灯りでした。
食前酒をカウンターで飲むところから和蝋燭に至るまで演出されているんですね。
非日常を楽しむという点において心憎いおもてなしです。

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食事処からはライトアップされた庭が見え雰囲気も良いです。

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八寸                      小鉢

小鉢の鮟肝テリーヌ、鮟肝はどちらかというと苦手なのですが美味しかったです。

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先付                      お椀

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造り                      温物

お造りには海の幸と河ふぐ焼霜造り(ナマズ)が盛り付けられていました。
河ふぐはクセもなく食べやすかったです。

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焼物                      飛騨牛ステーキ

今回の宿泊は「飛騨牛A5」を食するプランです。
飛騨牛が大好きな私達が楽しみにしていたステーキです。
さすがにA5級のお肉です。柔らかくて旨みが凝縮されていて大変美味しかったです。

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お凌ぎ                     揚物

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酢物                      進肴

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御飯                      水の物

地物を郷土の味覚で、そして日本海の魚を織り交ぜた料理の数々に大満足。
演出された雰囲気も良く、器のひとつひとつにもこだわりを感じる事ができました。

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ライトアップに浮かび上がる雪化粧のお寺の鐘や木々が旅の夜の情緒を盛り上げ
てくれているかのようです。

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昨夜、降り続いた雪。
積雪量もかなり増したようです。

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お休み処には巻きストーブが焚かれていました。
その横にはパソコンが設置されていたので、天気予報と道路情報を確認。
大雪の予報でした。

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朝食も昨夜と同じ部屋でいただきました。
ほう葉味噌の香ばしい香りが漂います。
熱々のふろふき大根も美味しかったです。

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飛騨の贅と伝統に育まれてきた時を満喫する事ができたいい宿でした。

                              ※宿泊日:2009年12月17日(木)

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コメント

こんばんは、ニャンさん。

「使い捨て文・・」なんて、木端微塵ですね!
さすが、有形文化財、です。

階段の浮き出た模様の美しさ・・
ちょっと言い過ぎ?^_^; かな。
でも、ここにこの宿の全てが現れているように思えます。

きっと、ご満足されたことでしょう!

しかし、写真を撮るのも大変そうに思えてきました。
いろんな料理が目を楽しませてくれますが、
囲炉裏・和ろうそく・暖炉・・・もいいですね。

今日の極めつきは、ほう葉味噌の香ばしい香りでした。

ありがとうございました。


moo様

おはようございます。

本人はまだ、まだ、若いつもりでいますが ^^;
近頃、箱物の宿より、こういった歴史を感じられるような
宿を好むようになりました。(やはり年のせいでしょうか?・・・・)

あの階段にはやはり歴史を感じます。
手すりが低いので少し怖かったですが・・・。
八ッ三館さんは「あゝ野麦峠」の舞台にもなったそうです。

レストランで食事を撮るのはちょっと遠慮してしまいますが
個室や部屋なら気兼ねなく撮れます^^
確かに料理の写真を撮るのは大変かも知れません・・
写真より食い気にはしる事が多いですぅ、、、

ほう葉味噌は本当に香ばしくて美味しいですよね。
あれだけで御飯を2~3膳は食べられま~す(ちょっと食べすぎ??)

レトロな宿ですね。それも半端じゃないです。そこにさり気なくパソコンが置かれているなんて粋じゃないですか。歳と共にこんな感じの宿が落ち着いて良いと思うようになりました。
食事の品数も多いですね!僕には食べきれないかも知れません。
でも高カロリーのものは無さそうで此所にも宿の気配りを感じます。

ご無沙汰してしまいましたが沖縄方面に出かけておりました。

よし坊様

お帰りなさ~い!
沖縄のその後の天気はどうだったのでしょう?
沖縄本島では何処へ行かれたのでしょう?
色々と興味は尽きません。続きを楽しみにしています☆

私達もこんな感じの宿を近頃、好んで
泊まるようになりました。でも意外と少ないです。
レトロ感が味わえて、さりげなく便利さを提供していただけるのは
嬉しいです。
食事は確かに品数は多かったですが、コメント頂いたとおり高カロリーのものはなく、色々なものを少しずつだったので良かったです。

此方こそ今後とも情報交換よろしくお願い致します m(_ _)m

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